歩行指導について

膝、股関節、腰の問題のある方はもちろん、肩こり、首コリ、目の疲れ等の上半身の問題をかかえて来られた患者さんに対して、患部をいかに施術するかと考えてしまいますが、それらの症状は日ごろの良くない歩き方や無理のある足の使い方が原因で発生している事が多いのです。

 

「歩き方」は誰かに習った事もない方が多くほとんど自由気ままに歩いているため、ご自分の歩き方に問題があるとは夢にも思ったことがないかもしれません。

 

しかしペンの正しい持ち方、水泳でも水の抵抗を少なくする理にかなったフォームがある様に、足にもその骨格構造上、このように動かす事が自然で無理がないという理にかなった「歩き方」があるのです。これを生体構造力学(バイオメカニクス)といいます。

 

私たちの体には本来自然治癒力があり、ケガをして血が出ても血小板によって血が止まって傷が治っていくのですが、慢性的、あるいは繰り返し行われている症状がある場合、何かの間違った動き、クセが生活習慣の中に潜んでいると考えられます。

特に足は全身を支えている土台になっているので、少しの間違いが身体全体に影響を及ぼします。

 

以下は間違った歩き方が原因で発生する可能性のある疾患です。

●足のむくみ ●足がだるく疲れやすい ●足の冷え ●偏平足 ●巻き爪
●浮き指 ●O脚 ●足底筋膜炎 ●太ももが特に太い ●腰痛 ●股関節痛
●ひざ痛 ●肩こり等

 

ご覧の様にその影響は疾患だけではなく足が太い、お尻が広がり垂れる等、外見的にも影響が及んでいます。

しかし指導してくれるところはほとんどありません。

 

あったとしても、都市部にあるきれいな歩き方を教えるモデルウォーキングやダイエットのための激しい動きのウォーキングスクールがある程度です。

 

足の問題を解決するためには、きちんとした裏付けがあり、健康に導くための施設が必要不可欠です。

 

当院で教えている歩き方は「ゆるかかと歩き(ネイティブウォーキング)」といい「屈曲歩行」「二軸歩行」を基本と下人体の骨格構造上の自然な歩き方です。

 

ネイティブウォーキング協会の中島代表が、足の問題の根本的解決を研究していく中で、アメリカ足病医学と出会いその理論を基にこの歩行指導メソッドを開発しました。

 

施術の現場で足の問題でお悩みの方に協力していただき、試行錯誤して作り上げたもので、理論的でありその改善実績も確かなものがあります。

 

「歩き方」を正すと言っても、何十年も続けてきたものを急に変えるという事は決して簡単な事ではありません。しかしその指導方法も独自のメソッドが確立されているため80才を超えるご年配の方や杖をついておられる状態の方まで習得が可能です。(実績があります。)(もちろんその方の努力は必要とします)

 

足に問題がある人ほどそれまでの歩き方と全く違う歩き方に戸惑いを感じでしまうでしょう。

 

しかし初めて体験した人の多くの方の法則にかなった歩きにより「衝撃的な足の軽さ」にその場でビックリされます。

 

あなたもぜひ一度実際に体験してみて下さい。